※本記事はブログオリジナルコンテンツです
■結論 QLC搭載SSDの中では良い性能。すべては価格次第。

ざっくり総評
DRAMレスのQLC SSDではまともな性能。SLC Cacheが切れても200MB/s程度出せる点は、QLC NAND搭載のSSDでは良い方。ゲーム用途であれば問題無いし、PS5で使っても良さそう。
ただ、ファイル書込み速度や読込速度がボトルネックになるようなクリエイティブ用途で用いるには物足りない性能。

P310 のスペック


P3 Plusの後継モデルであり、最大読書速度がGen4 SSDの中でも高速になった。ただし、相変わらず総書込容量が少ない点から察する通り「QLC NAND」搭載のSSDである。
上記の動画で紹介したものは、P310の2230版です
SSDの用語など、前提知識を知りたい人はこの動画をチェック!

ざっくり説明すると、QLCは大容量を比較的安価に実現できる代わりに、耐久性が低くて「NAND自体の速度が低速」である。
販売価格

2025年9月21日時点のドスパラ通販価格:1TB 9,288円
価格的には、消してQLCだから格安!という訳でもなく、もう少し出せばT500も買える価格。
リンク

P310の性能比較



検証環境についての注意点
比較するSSDは全てChipset接続のM.2 SSDのスロットに取り付けて検証している。
CPU直結ではないたいめ、シーケンシャルの最大速度が少し低下する。
ベンチマーク性能
Crystal Disk Mark



ATTO Disk Benchmark

どんなファイルサイズのデータでも、非常に安定した書込みと読込速度を実現している
データ転送テスト
①空き容量が十分な場合
別のSSDから、検証SSDへの書き込み



検証SSD内で、別フォルダにコピー



②空き容量が半分以下の場合
別のSSDから検証SSDに転送



検証SSD内で、別フォルダにコピー



ゲームロード時間
FFXIVベンチ ロード時間

CyberPunk2077 ベンチマークロード時間

AC6 ミッション「壁越え」ロード時間


まとめ
良い点
・速度が下がっても180MB/s程度を維持できる
・他のQLC NAND搭載SSDに比べるとマシな性能
悪い点
・そもそもQLC NANDが遅い
・総書込容量が低い
結論
・T500買った方がいい
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コメント
ブログ更新お疲れ様です💪✨
T500 買 っ た 方 が い い
うんまぁ…そうですよねぇ…
QLCでいいや〜な時じゃないと今値段もあんまり変わらないし一般的な用途だとTLCで良い時代になってきた気がします。
これでもいい用途があればまだ使える…かも?